少子高齢化の影響で多くの産業で人手不足になっているを解消する一つの方策として「外国人技能実習生」が注目されており、本県でも多くの職場で活用されております。

今日は議会終了後に自民党県議の有志でJA都城が取り組んでいる「インドネシアからの外国人技能実習生」の実態について勉強を開催しました。

JA都城は8年ぐらい前から外国人技能実習生を活用し農業法人等に紹介する事業を行っているということでした。

当初は中国人の実習生に来てもらっていましたが、円安の影響などにより中国人の技能実習生確保が困難になり始めたため、「インドネシア」からの技能実習生に乗り換えたとのことでした。

日本・インドネシア経済協力事業協会:通称JIAEC(ジーク)という組織があり、日本とインドネシア両国が連携して技能実習生を活用し、これまでに延べ20,000人を超える方々が日本に受け入れているとのことでした。

インドネシアの高校を卒業した方が現地で約3か月日本語の教育や日本の習慣を学んだ上で、日本側の受け入れ企業等が直接面接試験を通じて契約して、日本にきて日本のジーク本部で一か月の研修を済ませ、事業所に配属されているとのこと。

中国からの実習生と違い日本がある程度理解しており真面目ということで、安心しているとのことでした。

当初はイスラム教徒なのでラマダン(断食)などの習慣があるのではとのことでしたが、日本にきたら同にしたがうということで、心配はいらないということでした。

今後、地方は少子高齢化の進展により更なる労働不足が深刻になるのでは感じており、議会が終了後インドネシアの現地等に行って実態を調査することにしております。

実態調査等を後日詳しく報告しますので、お楽しみにしていてください。