平成28年度の自殺死亡数が205人、自殺死亡率18.8、全国ワースト10位(前年度3位)になったことが、県議会厚生常任委員会で報告されました。

 様々な自殺予防の対策等の活動で多少は改善されましたが、10万人あたりの自殺死亡率は全国が16.8%に対し18.8%と2%以上高い状況。

 年齢別自殺者数の比較をしてみると、60歳以上の方の自殺数は減少しているものの若い方特に20代の自殺数は11名も増加し19名になっております。

 若い方の自殺要因としては「勤務問題」が1位、「健康問題」が2位という非常にショッキングなデーターが示されました。

 県としても、若い世代に関して、特に雇用環境の改善やメンタルヘルス対策などの「勤務問題」に対する取扱の充実・強化が必要などの説明がありました。

(ストレスチェックは職場内でのストレスが高い職員の把握やストレスのある職員への相談やストレスの高い所属・部署のストレス改善を行うことを目的に実施されております。)

私は、昨年度から労働局が中心になり行なっている、ストレスチェックを有効的に活用すれば、ストレスの高い若い方への対応ができるようになり、自殺予防につながるのではという発言をさせてもらいました。

行政からはストレスチェック活用は重要だという認識はしているといった答弁を頂きましたが、ストレスチェックは別な部署がやっている感じを受けてしまいました。

同じ行政ですので連携を取り、有効な自殺予防対策を行い、自殺ゼロを目指して欲しい!