本日、農水大臣が宮崎に来てもらい口蹄疫について意見交換をしてもらい下記のことについて知事・議長から要望をおこないました。
1:口蹄疫のウイルス侵入経路の解明、抜本的な予防策
2:本県における感染拡大の原因究明を速やかなに行い、一刻も早い終息のための対策を講じるとともに、獣医師等の防疫対策に必要な人員を充分確保すること
3:埋却のための用地確保に対し、国有地の提供も含めた全面的な支援を行うこと
4:発生農家における殺処分に伴う経済的損失の全額補償や経営再開までの未収入期間の生活保障、移動・搬出制限区域はもとより区域外まで含めた畜産農家、関連事業者の経済的負担に対する十分な支援など、各種種の支援策を講じること。
また、それでもなお必要となる県及び市町村の財政負担に対して、特別交付税の措置において確実な配慮を行うこと
5:畜産農家や関連事業者が安心して経営を続けられるよう、各種の対策を実施するための十分な予算を確保すること
6:風評被害等の防止に向けた措置を徹底すること
などを要望し更に、本県畜産の心臓部でもある家畜改良事業団に飼育している種雄牛の特例措置:移動に関し要望しました。
大臣より難しい問題、お気持ちはわかるが要件がある。
1:移動前に種雄牛の清浄性は大丈夫か感染してないか
2:移動後の管理がしっかりしているか
3:地元合意:事業団の牛を特別取り扱いすることが、県民感情としていいのか。地元畜産農家、殺処分された農家、みなさんの理解は得られるのか
といった3条件をクリアーすれば種雄牛の移動を特例で認めてもらえるとの答弁を頂いた。
地元合意が簡単に出来るか分からないが、種雄牛を重要性を考えていただければ、多くの県民は理解を示していただけるのでは・・・!
JAこばやしの山崎組合長に上記のことを伝え、早速動いてもらい、JA組織として責任をしっかり持って前向きに取り組んでいくという、大変ありがたい連絡を頂いた。
今が、畜産を守っていく正念場ともいえる。
畜産農家・畜産関係者のみならず、県民一丸となってこの難局に望めばきっと明るい光が見えてくると思う!
皆さん頑張りましょう!
多少明るい話をしたと思いつつ、また口蹄疫の疑いのある牛があるという情報が入り大変ショックを受けている。
数日前に白:陰性だったようになればいいがと心から祈っている・・・!
種雄牛は特例措置か?
2010年度 :
2010/05/10 (11:14 pm) by 丸山 裕次郎