今日、私の所属している厚生常任委員会で今年4月には延岡病院の医師が6人減になることが報告された。
数年前にも麻酔科医師問題があったのに、今回また同じような医師がいなくなる極めて由々しい問題が起きてしまいそう・・・
県当局としても色々な手法で、医師確保に取り組んでいるのは理解できるが、基本的に3年前から始まった新研修制度により大学医局に残る医師の偏在により、特に地方が厳しき状況に追いやられている。
新研修制度の問題点は、宮崎の一県の問題でなく多くの県がが抱えている課題だと思うので各県が連携し、国の方に訴えていく必要があるのでは・・・
延岡病院の場合、派遣されている大学は宮崎大学と熊本大学からだが、今回引き上げられる医師は全て宮崎大学。
地元の大学であるのになぜ・・・?
県としても、大学と連携しながら地元採用枠の拡大や医師就学資金、更には医師の秘書の確保など様々ことに取り組んでいるの・・・・
また延岡病院の場合、救急医療病院としているのに救急として診察した患者のうち約7割が軽症患者だったという時期もあり、県民の意識改革が必要なのでは!
また、医師会との連携が本当にうまくいっているのか疑問に思ってしまう?
全て延岡病院に「おんぶにだっこ」の状態では、延岡病院で勤務する医師の疲弊が進むのは必然!
正に、県民総力戦で対処しないと・・・
延岡病院の医師・・・?
2008年度 :
2009/01/28 (9:11 pm) by 丸山 裕次郎