毎年恒例の、高原町消防出初式が朝8時、とても寒さが厳しい中開催されました。
年末からの夜警を行ってもらっているにも関わらず、高原町内だけで年末年始の一週間で3件(12月30日・1月1日・1月5日)の火災が発生しているため、多少消防団員に疲れが出ているのではと心配していましたが、さすが消防団員は若さあふれる、きびきびとした行動で出初式が行われました。
しかし、出動率が低い部があったので団長から苦言が出された。
昼から消防団員との交流会に参加し、市町村の消防の広域化の推進(国が示している、概30万人に一消防本部体制)について話をさせて頂いた。
災害や事故の多様化、都市構造の複雑化、住民ニーズの多様化等のことを考慮すると、ある程度の広域化は必要だが、都会と違い人口密度の低い地方では30万人に一消防本部は現実的に無理という意見が多かった。
広域化よりも消防団員の確保対策として消防団員を出している企業に対し県税などの優遇策や成人と同時に消防団員になる制度が出来ないかという意見が出された。
地方でも若い人はいるのに、中々消防団員確保に苦労して切実な意見だと思った。
昔は消防団に入るのは当たり前というイメージが崩れ、きつい事・ボランティア的なことは出来るだけ避けよういう感覚の人が増えていることを改めて感じた。
現代人に必要なものとして、自助・共助の精神の向上ではないかな・・・