全農長野に葉たばこ振興議員顧問団(12名のうち10名)で調査(4日から5日)にいきました。(長野は雪景色でした。)
調査の目的は、全農長野さんが数年前から営農支援システム:IT活用農業を実践しており、安心安全な農産物の証明する記帳システムが本県農業に活かせないかということです。
また今後たばこ耕作組合でもここ数年不作が続いており、農薬散布等の情報管理する為に事務処理を行っているが、かなりの時間を掛かっており、どうにかしたいということで葉たばこ振興議員顧問団で調査に行きました。
全農長野さんのシステムは現場:農場ですぐに対応できるように手帳サイズのモバイルコンピューターで野菜の定植日から使える農薬等を農地ごとに管理し、消費者が安心安全に買える情報を提供できるシステムになっておりました。
モバイルコンピューターを使うことにより農家にとっては圃場で農薬の記帳が済み、仕事が終わってから家で記帳しなければいけない作業がないというは非常に便利だと感じた。
また、全農としても売り先に対し証明ができ、今後の営農指導に活かせるようになりつつあるということで、厳しい農業環境ではあるが少しの明るさが見えたのでは・・・
しかし、まだまだこのシステムを使ったことで、消費者が高くても長野産を買ってもらうまでには至っていないので、今後は消費者にたいしても、食の安全には費用が掛かるということを理解してもらうことが必要との意見も聞かされた。
時に中国産ギョウザの問題が発生している。
この時期を逸せずに、消費者に食の安全には一人一人の理解が重要。
日本の食料自給率が40%を切っている状況を真剣に、国民全体で考える契機にしなければ!