今日は防災特別員会の調査で岩手県庁と岩手大学に行きました。
仙台空港付近の状況は下記の状況でした。基本的には私が5月に行ったときとはさほど変わっていませんでした。






岩手県庁では「釜石の奇跡」といわれる小中学生による避難や今後の復旧・復興について意見交換行いました。
また、今回の震災・大津波被害を受け、市町村の役割・県の役割・国の役割についての是正について質問したところ、現在検討中ということでした。







岩手大学に行き斎藤徳美先生の話を聞くことが出来ました。
私が気になっていたのが、減災の四角錐という「住民・行政・研究者・報道機関」ということでした。
特に、報道機関の在り方として新燃岳噴火した時の取材の在り方また報道の在り方やまた今回の東日本大震災の報道のあり方への疑問を問いかけました。
先生より、報道に対する不信もあるが、日頃からの報道機関とのコミュニケーションの重要性があるということを聞き、報道機関との日頃からの付き合い方を考えさせられた。
また、行政として防災計画を作るのは上手だが、実効性が担保されていない。
それは、人事異動が激しく専門性を作る意識が少ないといった意見を聞くとが出来ました。
宮崎においても、防災のスペシャリストはほとんどいないのが現状なので、今後は人事を含め「人財」造りの重要性を改めて感じた。
先生はありがたいことに、我々の夕御飯にも付き合って頂き非常に感謝しました。