幼稚園連合会と一緒に気仙沼で被災した幼稚園の現場を視察してきました。
3月11日に大きな地震が起きた時、電気が届かなくなりまた情報が途絶した。
その時に活躍したのが、「ラジオ」からの情報のみが頼りだった!
「ラジオ」からの情報で、津波の高さが6mから10mを超す津波の恐れということで、園内にいた園児を高台にある高齢者施設に避難させた。
しかし、園長・事務長など数名の職員は園にいた為、津波にのまれた。とても怖い経験をした。
津波がまさかここまで来るとは思っていなかったということだった。
被災してから、高台に移転しようととも検討したが適地がなく、また気仙沼市より津波到達上限地域だったということで、建築制限区域から外れたということで、同じ場所での改修:災害復旧事業に取り掛かり、1月10日に再開出来たという幼稚園でした。
災害復旧ということで、原形復旧が基本ということでジレンマを感じたが、津波対策として避難路の確保などは対策したということだった。





上記の写真のように園の前は津波で何も無くなくなり、これまで海が見えなかったの海が見えるようになってしまった。海までは約900mほどあるが・・・
その後、気仙沼市内・南三陸町を視察させてもらったが、がれきはある程度片付いていたが、「復興」まではかなりの時間と財源いると改めて感じた。