今日は、小林で木材関係者の若手で造っている、木青会の総会後懇親会に呼ばれました。
懇親会の前に、日向市に大型製材工場が進出してくることについて、製材業、市場、素材生産業及び県議会並びに県の考え方等それぞれの意見交換をした。
今回、進出する大型製材業が年間に30万立方製材するということで、あまりにも大きすぎるので影響が大きすぎる。
県内の製材業は成り立たなくなるのではという意見や山がもっと荒れてしまうのではと言った反対意見があった。
また逆に木の値段が上がり、山林所有者が意欲が出てきて山の手入れができると言った意見を聞かせてもらった。
私は、県等から聞いている情報・及び私見を言わせてもらった。
基本的には国産材の自給率を高めるよう、業界全体で取り組んで来た経緯および、国際的な現状(違法伐採の強化・原油高騰による輸送コストの増・中国での木材利用拡大・ロシアの資源に対する関税のアップ等)を考えると、本当の国産材時代を迎えられるか大きな岐路である。
県が言っているように、県内の年間で現在生産されている100万立方を150万立方に拡大し、なおかつ県内の製材業と今回進出する予定の企業との棲み分けができ、また原木価格・製材価格が上がることが出来れば、宮崎は宝の山を多く有することになるチャンスとも言える。
いずれにせよ、しっかりとした協議をし県民が良かったと言えるように県議会としても協議をしていきたい。