野尻町にある特別養護老人ホーム「きりしまの園」で働いている介護職・ヘルパー・栄養士・調理師・看護師・ケアーマネジャー・介護支援専門員など様々な仕事をしている方との意見交換が出来ました。
職員の皆さんは、日中厳しい介護の現場をこなし「利用者」が様々な方がいるということで、決められた時間に全て終えることが難しい中、集まっていただきした。
多くの意見として介護の現場は国が示している配置基準では到底厳しい割りに、給与は低く更に休み等も中々取れない。
(*これでは介護という仕事に対し誇り持てず、離職する方が多いはず・・・
残念なことであるが・・・)
配置基準の見直しをしないことには、介護で働く人材は確保することが益々厳しくなるのではと改めて感じた。
ヘルパーさんから自分の車で利用者のところに行っているが、最近のガソリンの値上がり厳しい。
しかし利用者が喜ぶ顔を見たり、「またきてね!」といわれるとジレンマを感じてしまう。
また、グループホームで働いている方からは、介護の高い方が利用されており、国のいう基準では人員配置が厳しい。
グループホームという施設ごとに基準を取るのでなく、介護の度合いで配置基準を決めて欲しい。
看護師からは介護の現場では看護師の責任が重過ぎるのが現状で、現在看護師の配置を人数だけで決めてるが人数でなく経験がないと実際は出来ない。
調理師からは現在正職員・パート・契約のそれぞれの立場で仕事をしているが、仕事の内容は全く同じなのに給与に差があるのは・・・?
ケアーマネジャーからは近年、利用者の家族が余りにも施設等に任せすぎる傾向が強くなっている。
介護支援専門員から、要支援の方は月額約5,000円で決まっており週1回の人、2回の人、3回の人といるが不公平だし、それよりも年金の少ない利用者にとっては月5,000円は不合理。
宮崎の介護のレベルは低い・・?
などと、介護で働いている現場の声を聞くことが出来ました。
宮崎県というレベルではすぐに改善できないかも知れないが、9月議会で自民党の代表質問で、今日供いただいた意見を活かせる質問にした。
ちなみに、代表質問は9月18日午後1時からです。