西諸畜連の仔牛セリ状況は景気低迷の影響で、牛肉の消費低迷の為、全体的な肉の需要と供給のバランスが供給が多い為枝肉価格の低迷により、肥育農家の購買力が低下している為、中々今回のセリの状況も厳しい!
多くの畜産農家から景気回復を望む声を聞くことができました。
仔牛価格は親牛の血統が大きな要素になっており、いい血統をもった仔牛はある程度の価格がついており、畜産農家での差が広がっているのも感じた。
資金的に苦しいところはどうしても悪い方向に向かっているような感じがし、また高齢化が進んでいる為、現行価格が続けば畜産をやめてしまう農家が増えてしまうのでと危惧した。
日本一を誇っている宮崎県として、今年から新規事業として雌牛更新事業も意欲があり資金的にもないと、絵に描いた餅になるのではと強く感じてしまった。
行政としては対策を講じているつもりでも、現場との乖離が・・・?
いずれにせよ、畜産を始め農業全体が元気にならないと本県は元気がでない。
元気を出す為には、これまで何度と無く言ってきた農商工連携により消費者ニーズに応じた農畜産物をいかに付加価値をつけて売っていくことも積極的に動かなければと改めて感じた。
景気低迷といわれる中にも、元気に頑張っている企業があるが、どの企業も他社との差別化できる商品・サービスを行っている。
農業分野でもこれまでの、安心・安全だけの差別化でなく更に健康に良いとか、美容に良いとか、ダイエットに良いとか等で差別化できる商品を作る必要がある!
頑張った地域が見直される時代がきっとくるはず!
私も頑張って色々な研究・人脈を活かして、早いうちに提言を取りまとめ実行に移していきたいと考えておりますので、皆様の御意見等を待っております。