今日、監査業務が終わり議会の自民党控室に戻ったころ、口蹄疫で処分せざる得なかった牛・豚の映像を取りまとめたということで、見させてもらいました。
健康そうな豚に注射をうち、十秒前後で足がふらつき倒れる様子、豚に電気ショックを与えたとたんばたっと倒れ足がつった状態になったが、また立ち上がろうとする様子、子豚が電気ショックであえなく息絶える様子、豚を30頭前後コンテナハウスのようなものに押し込みその後ガスを充てんし処分する様子等がながされ、いずれも豚の悲鳴・鳴き声は尋常でなく、悲惨というより地獄めいていた。
また、牛も注射を打たれ、20秒前後によろめき倒れる様子がながされた。これも悲惨極まりない状況だった。
豚・牛を処分しなければいけなかった畜産農家は基より、刹処分に従事した獣医師はじめ関係者の無念さ、気が狂いそうになる心情を痛切に感じた。
また、二度とこのような口蹄疫を発生させない為の様々な対策、また児湯地域をはじめとする29万頭余の尊い命を無駄にせず、復興に向けて最善の努力をしなければと改めて感じた。
なお、この映像は公には公開はされないとのことだが、研修等では活用していく予定。