今日、霧島ジオパーク推進連絡協議会があり、オブザーバーとして参加させてもらった。
鹿児島大学の井村准教授より「世界ジオパーク認定に向けて」という演題で講演を聞かせてもらった。
霧島ジオパークは昨年日本ジオパークに認定させたが、その後の取り組みが「覚悟不足」のために、世界ジオパークに取り組むには厳しい!
もっと霧島の魅力を行政・地元住民が理解しなければとか、
昨年の新燃岳噴火があったが、この噴火が桜島噴火の1万倍の大きさだった。
桜島 1000回の噴火で 458万トンに対し、
新燃岳   3回の噴火で7200万トン
現在、ジオパークに認定させているところで火山活動しているのは「霧島ジオパーク」だけ!
*霧島ジオパークに来れば、新燃岳と桜島が見れる!
また、昨年の噴火できたシラス層(約5センチ):地層が見られるのは「霧島ジオパーク」だけ!

霧島連山の植物についても、「ミヤマキリシマ」等が霧島にしか見られないのは、地球の長いスパーン(10万年)でみた場合、現在温暖化だが10万年前は氷河期だったので、温暖化に対応するために、高い所に植物が移動したという話などを聞くことができた。

地元に住んでいながら、初めて聞き目からうろこという感じだった。

これまで、ただ単に霧島は「自然豊か」というのでは、他の地域との差別化が出来ない!
他地域との差別化を図るために、ストーリーをしっかりして売り出さなければということを改めて感じさせられた。

ストーリーとして、天孫降臨等の神話もいいはずだ!
特に今年は、古事記編纂1300年という節目の年!
とにかく、行動しなければとも思った。