(質問)

宮崎県は平成22年から26年までの5年間、「里芋日本一」の座を君臨してきましたが、ここ数年の疫病被害のため収穫量が激減し残念ながら日本一の座を千葉県に奪われました。

疫病対策として今年度よりようやく農薬の登録ができ、非常に期待をしていますがこれまで農薬を使わずに生産していた農家の意識改革も必要ですが、農薬散布支援・指導が重要だと考えますがどのように対応されるのか伺います。

 

(大坪部長答弁)

里芋疫病の農薬防除につきましては本年3月に疫病に初めて農薬2剤が登録されたとこから、「さといも疫病マニュアル」を改訂し、薬剤散布通路の確保や薬剤の適正使用等、疫病を発生させない対策について、JAや市馬、農薬取引業者などの関係者に対して、研修会を開催し周知を図ったところであります。

また、生産者に対しても農薬の散布方式・時期などにきめ細やかな指導を行なっております。

今後は、マニュアルに基づき薬剤散布が確実に実施されるように地域が一体的に取り組む疫病防除に要する薬剤経費に対して(1/6を助成)、市町村や団体と連携した助成を実施することにしております。