昨年、美しい宮崎づくり推進条例ができ、今年度より観光みやざき未来創造基金を活用し「美しい宮崎づくり推進事業」がスタートしました。

 推進事業のことを小林市・高原町の各種団体に回って説明をしていますが、「美しい宮崎づくり条例」の認知は低く、推進事業のことは全く知らない状況でした。

 私が話した方々はとても興味を持って頂き、活動団体になってみようかなと言っていました。

 活動団体の登録数は40団体強と聞いているが、今後の登録団体加入促進が不可欠だと思います。

 そこで、美しい宮崎づくり活動団体の登録促進について、今後どのように取り組んでいくのか、市町村との連携も含め見解を県土整備部長にお伺いします。

 

(瀬戸長県土整備部長答弁)

 美しい宮崎づくりの推進には、市町村・県民・事業者との連携が極めて重要であることから、県ホームページやフェイスブックなどによる情報発信のほか、講演会等の参加者へのチラシの配布、市町村からの情報提供などをもとに、美しい宮崎づくり活動団体への登録を進めてきたところであります。

 今年度は、新たな取り組みとして、市町村長等を訪問し、直接、登録制度や美しい宮崎づくり推進事業の内容についてご説明するとともに、地域で活動する団体への情報提供について協力をお願いしたところでです。

 今後は、市町村からの情報も活用し、活動団体や企業をきめ細かに訪問するなど、これまで以上に、制度の周知に努めたいと考えているところです。

 県といたしましては、今後も地域の実情に詳しい市町村と連携し、より一層の登録促進に取り組んでまいります。

 

県はこれまで沿道修景美化条例を基に国道・県道沿いの花植え、植栽、剪定などを行って来ましたが、美しい宮崎づくり条例では国道・県道に関わらず市町村道、農道、農地、山林など県下全域が対象になりました。

 対象が広がったという観点で、人家近くのや県道・国道沿いの民有地に放置されている大きくなった杉の伐採促進を行いその後に桜などの植栽を行えば、美しいみやざき作りにつながると考えます。

 そこで、国道・県道沿いに散見される大きくなった杉林をモデル的に伐採すれば美しい宮崎につながると考えるが、見解を県土整備部長にお伺いします。

 

(瀬戸長県土整備部長答弁)

 美しい宮崎づくりの推進にあたりましては、眺望を阻害する樹木の伐採についても重要な課題と認識しているところです。

 このため、昨年11月に策定しました「美しい宮崎づくり推進計画」では、沿道の眺望を阻害する樹木等の伐採、剪定による沿道修景の磨き上げを盛り込むとともに、沿道修景美化モデル事業として、景観向上に資する伐採等に取り組んできたところでです。

 美しい宮崎づくり推進事業を活用し、これらの取り組みを拡大していくためには、市町村や県民、事業者の皆様の理解と協力が不可欠でありますことから、今後も引き続き、美しい宮崎づくりに関する普及啓発に努め、良好な景観の形成に取り組んでまいります。