県土整備部技術企画課と入札制度について協議をしました。
官製談合事件以来、入札制度改革が行われ透明性・競争性は確かにある程度改善したかもしれないが、低入札・同札抽選といったことが実際起こっており、建設業界は極めて混乱しており経営は破たん状況。
このような状況が続けば、台風等の有事の際これまでの様な活動は出来なくなる懸念があるということで、ある程度の地域にある程度の業者育成と観点、さらには技術観点からみて「品質確保」がどのようになっているかとの意見を測量協会が取りまとめてもらった要望書を基に協議しました。
私自身元土木技術者としても、品確法を見てみても行政は競争参加者の技術能力の審査をしなければならないとなっており、特に測量設計に関しては公共工事の基本であり、競争参加者の技術的能力が品質に大きく影響するので、入札前に参加資格の厳格化:配置技術者の明確化(測量士2名以上)、総合評価の導入などについて意見を言わせてもらいました。
今後は、部内において協議を早急にしていただき、早急な改善をしてもらうことを約束していただきました。