(質問)
国の14兆6千億円余という過去最大の補正予算が成立したが、よく宮崎県は国の予算の100分の1の予算が来るといわれておりますので、多くの補正予算が組まれることを期待していたが、本県は追加補正予算は追加分をいれてもわずか180億円とわずかな補正になっているが、県として国の補正予算にどのように反映されたのか

(東国原知事回答)
今回の国の補正予算においても、昨年度の補正予算と同様、地方公共団体の事業実施や基金創設の財源として種々の交付金が盛り込まれておりますが、国会での成立時期の関係等により、現段階でも制度の詳細等が不明確なものが多い状況であります。
 こうした中、今回の補正予算におきましては、制度の内容、本県への配分額等が明らかなものや実施事業の緊急性等が高いものについて措置したところであります。
 今後とも、交付金の詳細等の把握に努め、実施可能な事業について必要性、緊急性等の観点から検討した上で、予算化を図って参りたいと考えております。

(参考:他県の6月補正金額)
鹿児島県:651億円 熊本県:656億円 大分県:240億円 
佐賀県:310億円 長崎県:492億円 福岡県:673億円
沖縄県:349億円

(要望)
できるだけ早く制度の詳細を把握し、早期に事業実施を行って欲しい。
また、事業実施をすることにより、県内の景気雇用対策に努めてほしい。