(質問)

躍動する「みやざき新時代」として、2月定例県議会に提案された、5,821億円の当初予算や地方創生を推し進める為に予算化された補正予算について、国から内示があったようですが、日高陽一議員の質問で取り上げられた産地パワーアップ事業で大きな内示差が出ております。

補正予算・当初予算とも国の決定が遅くなった為、非常に苦労された予算編成であったことは理解しますが、内示差が大きく予定していた事業が出来なくなるのでは大変危惧しています。

 そこで、特に毎年のことですが、公共工事の内示差は多額になっていますが、今年度の内示差と今後の対応について知事にお伺いします。

(河野知事答弁)

厳しい財政状況の中、社会資本整備の遅れている本県にとって、公共工事予算の確保は極めて重要であることを認識し、私自身もこれまで、機会あるごとに関係省庁等に対し要望を行ってきたところであります。

しかしながら、残念でありますが、今年度の公共三部の内示差につきましては、現在、約95億円、内示率としましては、約84%となっております。

今後の対応としては、昨年度と同様に、追加内示を積極的に要望してまいりますとともに、国の動向に注視しながら、補正等の動きがあればスピード感を持って対応し、内示差額の縮小に努めてまいりたいと考えております。