ワクチン接種が昨日より始まり、本格的にこれまでの対策とは違う外堀から埋めていく手法に変わりつつあるが、接種をされる畜産農家の気持ちを思うと、何で感染していない健康な牛・豚まで処分されないといけないのかという受け止めがたい複雑な気持ちと、これ以上口蹄疫を広げないためには仕方ないという非常につらい状況・・・
また、地元議員よりワクチンを打つことはある程度理解できるが、これまで養ってきた農場で処分するのでなく、別な場所(公有地)に移動して処分してくれないかという悲痛な声があると聞いた。
誠に切実な声だと感じた。
ワクチンを打ち、いずれ処分される家畜を飼育するという心境は本人以外には分かりがたいものでは・・・

また、どうやってこれまで畜産業で生計を立てていたのに、今後どのように生活をしていけばいいのか不安になっている。

そのためには、政府においては明確な支援策を早急に示して欲しい。
特に処分される牛・豚の時価評価方式により5/5補償するということだが、時価評価方式の考え方を明確に示して欲しい。
また、経営を再開するまでの生活面での支援が互助基金と同額の支援を行うとあるが、畜産業を再開しても2年から3年収入が見込まれないことを考えると・・・?

何よりもいつまでに処分すべき牛・豚の処分が終わるか想定できず、畜産業を再開できるか時期が全く見えない状況・・・

とにかく明日の光が見えるように早急に対応して欲しい!