(質問)
 6月議会で、みやざき農商工連携応援ファンドの活用や宮崎発大地を活かす農商工連携ビジネスモデル創出事業等を通じて農商工連携に積極的に取り組んでいくと答弁を頂いたが、これまでの実績はどのようなことがあったのか伺いたい
(答弁)
商工観光労働部長
 みやざき農商工連携応援ファンドにつきましては、第一回目の公募で8事業、第二回目で6事業の合計14事業を採択したところであり、3,000万円余りを助成することとしております。
 また、国が認を行います農商工連携事業計画につきましては、これまで3件が認定されております。
 来年1月には、関係機関の協力のもと、シンポジウムや事業者間のマッチングを推進するための商談会等を開催する予定であり、引き続き、関係部局や関係機関との連携を図りながら、農商工連携の推進に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

農政水産部長
 宮崎発・大地を活かす農商工連携ビジネスモデル創出事業の実績につきましては、8月から公募を行っており、先般、県外のIT企業と宮崎市の農業法人が共同で新たな農業法人を設立し、大規模なトマト栽培を行うビジネスモデルを採択したところであります。
 この事業計画では、約20名の新規雇用により3ha規模の施設栽培を行うとともに、栽培技術のデータベース化を図る先進的な取り組みであることから、県としましても、コーディネートを行ってきたところであります。
 今後とも、関係機関・団体との一層の連携のもと農業を核とした宮崎発の農商工連携モデルを創出し、本県農業・農村の活性化に努めてまいりたいと存じます。