*(新型インフルエンザ対策関係質問)
次に、先ほどまで質問をしてきました口蹄疫の感染拡大は自然界から人間に対し何らかのメッセージではないかと感じており、昨年から世界的に猛威をふるっている新型インフルエンザについて福祉保健部長にお伺いします。
6月3日WHO世界保健機関のチャン事務局長は、新型インフルエンザに関する声明を発表し、世界的な大流行:パンデミックが事実上、ピークを越えたと認定しました。ただし今後もパンデミックは続くことが予測される指摘もし、警戒水準そのものは最高レベルの「フェーズ6」に据え置いた。
WHOが確認した新型インフルエンザによる累計死者数は、5月23日時点で1万8千人を超えたことも報告している。
よく言われることですが、1918年から19年にかけ世界中で蔓延したスペイン風邪は流行の第二波で病原性がさらに強まり、感染者は6億人、死者は5,000万人とも言われておりますので、昨年発生した新型インフルエンザウイルスの病原性が変異し感染拡大おこれば、世界的規模の危機的な状況に陥るのではと大変危惧しております。
さて、県として新型インフルエンザ対策として昨年10月よりワクチン接種や抗インフルエンザウイルス薬:タミフル・リネンザの備蓄等を実施しておりますが、新型インフルエンザに対する対策をどう総括し、その上で今後の対策をどう考えているのかお伺いします。
また昨年度までに備蓄したタミフル等の活用はどのような状態だったのかお伺いします。
併せて使用期限が切れるタミフル等の薬剤をどのように取り扱うのかお伺いします。