(質問)

我が県が取り組んでいる記紀編纂1300年事業の集大成と位置づけている「国民文化祭」についてお伺いします。

11月1日に2020年に行われる国民文化祭の内定が正式におり安堵しております。

これまで誘致活動に取組まれた県執行部はじめ関係各位に敬意を表します。

スポーツだけでなく東京だけでなくオールジャパンで元気で活力のある日本にしていきたいと様々ななプロジェクトが行われる中で、2020年に国民文化祭が本県で開催されることは、大変ありがたいことだと感じております。

しかし、国民文化祭は文化の国体といわれておりますが、県民の認知度はあまり高くないと感じおります。

これまで開催された国民文化祭よりも地域活性につなげる事業にしなければいけないと考えております。

そこで、2020年に開催される国民文化祭をどのように地域活性に繋げようと考えているか、推進体制を含め知事にお伺いします。

 

(答弁:河野知事)

国民文化祭は国民の文化活動への気運を高め、新しい芸能文化の創造を促す文化の祭典であり、東京オリンピック・パラリンピックの開催される年に、記紀編さん1300年記念事業の集大成として開催できます事を大変うれしく思っております。

国民文化祭の開催により、県民の芸術文化に親しむ機会を拡大し、主体的な文化活動を活性化するとともに、開催を通じて、神話や神楽をはじめとする本県の様々な文化や地域資源を積極的に全国に発信してまいります。

また、これを契機として、将来の本県文化を支える人材の育成や新たな文化資源の掘り起こしなどに努めることにより、本県文化力の向上を図り、これを生かした持続的な地域の活性化につなげて参りたいと考えております。

なお、内定を受けて、今年度中に、市町村や文化団体との意見交換を行い、来年度には、関係機関による実行委員会を設置し、基本構想、実施計画を策定するなど、開催に向けて、県を挙げて、準備していくことにしております。