今年3月に7年ぶりに新燃岳が本格的なマグマ噴火が起こり、高原町・小林市・都城市など広範囲に灰が振りました。

 特に私の住む高原町では、7年前の教訓を活かし大規模な噴火や火砕流が起きる前に、家畜・牛の移動を検討したりしました。

 今回は幸い新燃岳の火山活動がある程度収まり避難することなくほっとしております。

しかしながら、今回の新燃岳の噴火では出荷の最盛期を迎えていた「しいたけ」に灰が付着しました。

 灰をできる限り取り除き、乾燥して干し椎茸を作ってみると、見ためは綺麗に仕上げっているのに少しだけ灰により白くなっているということで、宮崎のしいたけブランドを守るために出荷停止になりました。

郡司副知事や当時の横田副議長、県選出国会議員、県・農政局の職員が現地まで来て頂き、しいたけ農家の深刻さを調査・意見交換をしてもらいました。

 知事・県議会議長で「新燃岳火山災害対策に係る支援措置」に関する要望を3月23日に国に対し緊急要請を行って頂きました。

 しかし、今だに具体的な支援策・補正予算が出て来ておりません。

 そこで、原木しいたけの降灰被害対策にどのように取り組んでいるのか環境森林部長にお伺いします

 

(甲斐環境森林部長答弁)

 原木しいたけの降灰被害対策については、速やかに現地調査を行い、灰の除去に用いる動力噴霧器などの資材類は充足していることを確認するとともに、原木の確保など今後の生産再開に向けた課題をお聞きしたところであります。

 このため、3月下旬に知事と県議会議長が生産回復に必要な原木や種駒等の導入に要する予算の確保について国へ要望活動を行うとともに、国の担当室長にも現地調査を行っていただき、現在、支援策について協議を進めているところであります。

 また、灰が付着した、しいたけの活用に資するように県の試験研究機関において、乾しいたけのもどし汁の成分分析を行っているところであります。

 今後とも、国や関係機関との連携を密にしながら被害を受けられた方に寄り添った対応をして参りたいと考えております。