これまで、霧島連山は我々に綺麗な水、温泉、癒しなど様々な恩恵を与えて頂きました。霧島連山と共生していくことが必要があります。

 今回、新燃岳から流れ出した溶岩は日本で一番新しい溶岩とも言えます。

この溶岩を観光資源になると思っています。直ぐには登山をして見れる状態でないので、ヘリコプターを使っての遊覧観光ができないかと考えています。

 霧島連山は火山活動が活発な為、ピンチの状態ですが、

このピンチをチャンスに変え、霧島連山と共生していくことが重要だと考えています。

 そこで、霧島周辺地域観光誘客事業の具体的な内容について、商工観光労働部長にお伺いします。

 

(井手商工観光労働部長答弁)

 火山活動がいつまで続くか予測できない中、火山との共生は、今後の霧島火山周辺の観光振興にとって、重要な視点であると考えております。

 お尋ねの「霧島山周辺地域観光誘客事業」(予算額:1,000万円)につきましては、まずは同地域の観光需要を回復させるため、大手オンライン旅行会社が運営する宿泊予約サイトに特設ページを設け、集中的にPRするものであります。

 具体的なPR内容等につきましては、今後、周辺自治体等と十分連携しながら、決定していくことにしておりますが、この地域の特色である四季折々の豊かな自然やそれを活かした体験メニューなど、多くの観光客に魅力を感じていただけるよう、季節に応じた情報発信を行っていきたいと考えております。

 また、周辺自治体が行う独自の誘客対策と連動させることで、霧島山周辺地域への観光入込客の増加につなげて参りたいと考えております。